検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 1 件中 1件目~1件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

口頭

好塩性タンパク質におけるCs$$^{+}$$選択性結合部位の発見

新井 栄揮; 安達 基泰; 玉田 太郎; 徳永 廣子*; 石橋 松二郎*; 徳永 正雄*; 黒木 良太

no journal, , 

数多くの金属イオンと相互作用する可能性がある好塩性タンパク質分子を利用して、希少金属・有害金属イオンの結合部位を見出す研究を進めてきた。今回我々は、X線結晶解析により、中度好塩菌${it Chromohalobacter}$ sp.560由来・HaBLAの立体構造を解明するとともに、X線異常分散測定により、HaBLA結晶構造中のCs$$^{+}$$, Sr$$^{2+}$$結合部位の抽出を試みた。Cs$$^{+}$$の同定にはSAGA-LSのBL7、Sr$$^{2}$$+の同定にはSPring-8のBL38B1およびPFのNW12Aを使用した。本研究の結果、HaBLAの結晶構造中に、Cs$$^{+}$$に由来する17.5$$sigma$$レベル以上、Sr$$^{2+}$$に由来する7.0$$sigma$$レベル以上の異常分散差フーリエ電子密度を見出し、HaBLA分子上に少なくとも1ヶ所のCs$$^{+}$$結合部位、3ヶ所のSr$$^{2+}$$結合部位を発見した。特に、今回発見したCs$$^{+}$$結合部位は、Trp側鎖のベンゼン環によるカチオン-$$pi$$相互作用、および、主鎖の2つの酸素原子によってCs$$^{+}$$を結合しており、Na$$^{+}$$がCs$$^{+}$$の9倍量存在する条件下(Na$$^{+}$$/Cs$$^{+}$$ = 90mM/10mM)でもCs$$^{+}$$を選択的に結合できることが明らかになった。

1 件中 1件目~1件目を表示
  • 1